内視鏡について

内視鏡について

01. 消化器疾患の診断と治療

胃・大腸疾患の診断と治療

胃・十二指腸潰瘍、逆流性食道炎の治療   
ヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)除菌治療
胃がん・大腸がんの精密検診  
胃・大腸ポリープ、早期がんの内視鏡治療
神経性胃炎・過敏性腸症候群の治療(ストレス、自律神経失調による消化器症状)
炎症性腸疾患 IBD:潰瘍性大腸炎、クローン病

肝臓・胆のう・すい臓疾患の診断と治療

肝・胆・すい疾患の超音波(エコー)

腹痛、胃痛、胸やけ、げっぷ、食欲不振、吐き気、膨満感、下痢、便秘、血便などの消化器症状全般

02. 食道・胃・大腸の内視鏡診断と内視鏡治療(日帰り内視鏡手術)

 現在では食道や胃、大腸などの早期がんに対して内視鏡による治療がどんどん行われています。内視鏡による治療はお腹や胸を開ける外科手術と異なり、何の後遺症も残らない究極の縮小手術(機能温存手術)といえます。また少し大きくなってしまい内視鏡で切除出来ない場合にも、最近では「腹腔鏡下手術」によって大きく切らないでダメージの少ない外科手術が普及してきています。

 胃・大腸などの早期がん発見を目的とした場合、現在最も精度の高い検査法は内視鏡検査です。内視鏡の場合胃・大腸の粘膜を直接観察できるだけでなく、病変が発見されたら必要に応じて即座に生検(組織を顕微鏡で調べる検査)を行ったり、病変全体をその場で切除してしまう(内視鏡下粘膜切除術:EMR)ことも可能です。以上のことから胃がん、大腸がんの第2次予防には内視鏡による定期検診が最も適しているといえます。

内視鏡下粘膜切除術:EMRは現在大腸のみ行っております。

03. 肛門疾患の診断と治療

痔核、痔瘻・肛門周囲膿瘍、裂肛

■痔の治療(詳細はココをクリック)

04. 指定難病の治療

炎症性腸疾患 IBD:潰瘍性大腸炎、クローン病

 厚生労働省指定の難病です。近年、食生活の欧米化とともに増加の一途をたどっている疾患です。免疫異常が関与し、病態は把握されつつありますが、未だ原因は解明できておりません。希少疾患とされ、治療法も限られていた20数年前から診断・治療に携わってきましたが、現在では、多くの治療法が開発され、症状に応じて治療法選択ができるようになってきました。

潰瘍性大腸炎:
大腸粘膜一面に大小の潰瘍ができ、1日10数回もの出血や粘液を伴った下痢(粘血下痢便)、腹痛等があり、症状に応じて、ステロイドや免疫機能に作用する内服薬、注射薬、血球成分除去療法(透析のようなもの)で継続的な治療をしますが、劇症型(急激に悪化する型)や難治性(内科的治療で改善が困難)では大腸を全摘する手術が必要なことがあります。再燃と寛解を繰り返し、発症後10年前後から年月を経るごとに癌の発生率が、疾患の無い方に比べて、数倍~10数倍に増加してくるため、定期的な内視鏡検査を行い、早期に発見することが重要です。

クローン病:
小腸と大腸を中心に口から肛門までの全消化管に深い潰瘍ができる疾患で、下痢と腹痛が強く、体重減少など栄養不良になったりします。症状に応じて、ステロイドや免疫機能に作用する内服薬、注射薬、血球成分除去療法(透析のようなもの)および栄養療法(成分栄養食)で継続的な治療をしますが、腸管穿孔や狭窄のため手術が必要なことがあります。再燃と寛解の繰り返しで、複数回の手術を受けることにより小腸が短くなったり、腸管機能障害のため、経口での栄養維持が困難になることもあります。また、特徴的な肛門病変が出現することも多く、その診断には経験が必要で、また腸管症状出現前に肛門病変のみが先行して出現することもよくあります。

医師の紹介

  • 谷村医院 院長 李 喬遠

    宝塚消化器内視鏡院長
    李 喬遠

  • 非常勤医師 阪口 正博

    非常勤医師
    阪口 正博

  • 非常勤医師 平川 富夫

    非常勤医師
    平川 富夫

  • 非常勤医師 宮野 亮

    非常勤医師
    宮野 亮

  • 非常勤医師 辻 朱紀

    非常勤医師
    辻 朱紀

診療時間

当院では”予約診療”を行っております。

外来診察時間

9:00~12:00

お帰りの際に次回の診察予約をお取りください。
お電話での予約も受け付けています。

ご予約は 0797-72-3992 まで

検査時間

胃内視鏡検査 9:00~12:00
大腸内視鏡検査 13:00~

初めて来院された方、急な症状の方は随時診察いたします。

診療時間
9:00~12:00
胃カメラ
9:00~12:00
診察時間
13:00~
大腸カメラ

よくあるご質問

  • Q. 診察予約は電話でも良いですか?検査を受ける場合は一度診察に行かないとダメですか?

     診察予約、胃内視鏡検査の予約はお電話で結構です。大腸内視鏡検査は前日から飲んでいただくお薬や検査食などお渡ししますので、検査日と合わせて診察の予約もお取り下さい。また、検査にあたり休薬していただきたいお薬がございますので服用中のお薬がある方はお知らせください。

  • Q. 急に具合が悪くなった時、予約なしで行ってもかまいませんか?

     どうぞお越しください。ただ、緊急を除き予約の方が優先となり、待ち時間が長くなる場合がございます。

  • Q. 予約の変更、キャンセルはどうすれば良いですか?

     お電話で変更、キャンセルをして下さい。

  • Q. 検査の時の服装は?

     楽な服装で結構です。あまり体にぴったりとしたワンピースなどは避けていただいた方が良いかと思います。検査の当日は、身体をしめつけるガードルやボディースーツを避け着脱のしやすい服装でお越しください。大腸内視鏡検査などの場合は当院で用意している検査着に着替えていただきます。

  • Q. 検査の時間はどの位かかりますか?

     胃内視鏡検査は5~7分程度です。大腸内視鏡検査は10~20分程度です。ポリープ切除などを行う場合はもう少し時間がかかります。
    胃内視鏡検査の場合は受付から会計まで2~3時間、大腸内視鏡検査の場合は1日(朝~夕方)の予定となっています。

  • Q. 大腸内視鏡でポリープをとった場合、翌日から普通の生活をしてもいいですか?

     当院には入院施設がございませんので、ポリープの切除も日帰りで行っております。その場合、翌日から3日間はご自宅での絶対安静、1週間はご旅行、スポーツ、重労働が禁止となります。ポリープの有無は内視鏡検査をしてみないとわかりませんので、ご予約を取られる際は、安静がとれるお日にちでお取り下さい。

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